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価格:¥ 500 ブランド:新潮社 発売日:1958-10 通常24時間以内に発送 大きい画像を表示 |
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個人的には山本周五郎の小説の中で一番大好きな本です。
大東亜戦争中に軍国主義に利用されたという悪いイメージをお持ちの方が、もしかするとい
らっしゃるかもしれません。
しかし、日本女性の美徳、美しさ、慎ましさが良く描かれている素晴らしい内容です。
是非、現代の若い女性に読んでもらいたいと思います。
山本周五郎は素晴らしい小説をたくさん書いていますが、『小説 日本婦道記』は特にお勧めの作品です。珠玉の短編集であり、入りやすいのではないでしょうか。
初めてこの作品集に出合った高校生の時、一話ごとに感動をこらえきれず、涙と鼻水で続きがなかなか読めませんでした。特に『二十三年』は今でも私の最も好きな短編小説です。途方もない孤独に耐えた、偉大な愛の物語。
数年前英会話スクールに通っていた時、好きだったイギリス人の女性に『二十三年』を要約して英語に直し、誕生日プレゼントとしてあげました。彼女は女性差別や女性の権利に敏感な人だったのですが、「Great story!!」と頬を赤らめて喜んでくれました。拙い翻訳は外国人講師たちの間で回し読みされましたが、世界各地から来た彼らにも、この偉大な作品は衝撃的だったようです。
周五郎の作品のレビューを書こうと決意し、
小学館短篇シリーズ5作を投稿しました。
新潮文庫21冊を手元に揃え、うち20冊読破、
順々にレビューを増やそうと企んでいます。
女性として恥ずかしいような気持ちがしました。
周囲の為にする献身さ美しさが光ります。
これ程相手の事を慕い想う気持ちは素敵です。
その中でも「二十三年」は抜群なのです。
過去のレビューも見てくだされば…、
私が想いを重視していると理解していただけます。
大好きな人に出逢った2006年、
その気持ちが持続した2007年、
そして…期待が膨らむ2008年、
「おかや」ほどの想いがあれば無敵ですね。
そこまでの気持ち、一途さがあれば私の恋も…、
この先行方は分りませんが真っ直ぐに想うだけです。
婦道記の女性達も素直な気持で想っています。
それは絶対的な信念で固く固く想っています。
自分じゃなくて相手の為だけに想っています。
そして犠牲…とは違う…、
大好きな人を想った時に私にも理解ができました。
人が生きていく姿勢を感じました。夫、婦人、親子、上司・部下は役割です。役割を果たす人によって、その生きる姿勢によって人生は様々なようです。教条的なものは感じません。ただ、ただ感動を覚えました。今日現在生きていると言うことは、この物語にあるような歴史に名を留めることのない先人の営みの結果であろうと思います。小説、物語としておもしろく一気に読み、決意を新たにできた一冊です。
女性の持つ優しさを描いた短編集。山本周五郎の物語は優しさに満ち溢れている。男性が主人公も物語もしかり。本作のように女性を主人公とした物語集では、その女性の温かさに僕たち男性はまいってしまう。物語の中身はタイトルでしっかり現されているが、その道を説いている物語ではないことは一読して理解できる。ただ市井に生きる女性達の「ある物語」を書き示しているのみである。それは本当に温かく、優しい。読後感は気持ちの良い、一言である。
繰り返すが、男性が理想の女性の道を説いているものではない。普通の物語である。








