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価格:¥ 1,365 ブランド:新潮社 発売日:2003-06 通常24時間以内に発送 大きい画像を表示 |
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フェルメールの世界―17世紀オランダ風俗画家の軌跡 (NHKブックス) |
フェルメール全点踏破の旅 (集英社新書ヴィジュアル版) (集英社新書ヴィジュアル版) |
盗まれたフェルメール (新潮選書) |
フェルメール―大いなる世界は小さき室内に宿る (RIKUYOSHA ART VIEW) |
フェルメール 奇跡の光を描いた画家 [DVD] |
ほとんどミーハーに美術館の企画展を見に行く前に、入門のつもりで読んだのですが、ずぶの素人の私でも、わかりやすいというか、面白かったです。こういう風に見ていくと、完璧に見えていた絵にも、時期によってはフェルメールの戸惑いとか迷いのようなものも絵の中に垣間見ることができるんですね…。
フェルメールの作品とともに
フェルメールの住んでいた町や、その時代背景
もちろん、きってはきれぬ関係になってしまった
メーヘレンの事も著者であるおふた方が
フェルメール初心者な方にもわかりやすく
魅力をまじえながら、解説をしてくださっています。
資料がほとんど残されていない謎の画家
と称されることが多々ありましたが
いえいえ、そんなことは。。。
と、当時の画家たちの現在における資料と
フェルメールの残した資料との事も書かれています。
。。。東洋のモナリザとも称される
「青いターバンの少女」の絵が、
個人的には小さくて残念。
文字読むの苦手!
という方は、ギャラリーフェイクも合わせて御覧になっては
いかがでしょうか?
新たな発見もあるかもしれません!
フェルメールに関する多くの著作がある小林頼子氏と朽木ゆり子氏の解説が分かりやすく含蓄に富んでいました。現存している30数点の作品が掲載されていますので、作品集としての性格も併せ持っています。つい先日フェルメールの「牛乳を注ぐ女」やオランダ風俗画を国立新美術館で観てきたところですので、本書を手に取りました。解説は示唆に富み、当時の時代背景をしっかりと捉えながら平易な文章でその魅力を伝えています。オランダ社会における市民の台頭によって、このような素晴らしい画家を輩出した素地が形成されたのですね。
フェルメールを神格化するのはやめませんか、と筆者は語られています。その通りですが、実際の作品に出遭いますと、当時のオランダ風俗画とは一線を画しているのがよく理解できます。本書の冒頭で取り上げられている「牛乳を注ぐ女」ですが、実物は精密で、窓からさし込んでいる光を効果的に取り入れており、生き生きした姿が広がっており、優しさが伝わってきます。衣装やカーテン、クロスの布の質感も驚くほど精緻な描写ですので、肌触りまで伝わってくるような印象を持ちました。ヤン・ステーンやハブリエル・メツー、テル・ボルフの風俗画とは別物ですね。
本書の後半では、有名なメーへレンによる贋作事件、「恋文」や「手紙を書く女と召使」「合奏」の盗難事件簿などが書かれてあり、興味深く読みました。贋作も盗難もそれだけフェルメールの絵画の持つ魅力の存在証明のようなものですが、ヒットラーの執着も含めて特異な運命に翻弄される画家でもあります。
巻末のフェルメール年譜、作品所蔵美術館の一覧が読者の利便性を高めています。
作品が作者の考えた年代順に並べられていて雰囲気がつかみやすいです。持ち歩きにも便利で写真もだいたいきれいに見えるちょうど良い大きさの本です。語り口調で文章も読みやすいので手軽に読めます。この本を読んでからオランダに旅行に行ったら、全てのフェルメールの作品に親しみがもてました。
21cm×15cmの縦長サイズの新潮社「とんぼの本」シリーズの一冊。フェルメールの絵を綺麗なカラー図版で見たいと思い、カバーを飾る絵(『天秤を持つ女』)が魅力的な本書を購入しました。
オランダはデルフトに生まれた17世紀の画家、ヨハネス・フェルメール(1632-1675)。彼の作品とされる32点のすべての絵が、鮮やかな彩りのカラー図版で収録されていたのが、まず嬉しかったですね。
さらに、制作年代順に、それぞれの絵のスタイルの変化やモチーフの共通性などを案内しながら、光と静謐さをたたえたフェルメール作品の魅力を解き明かしてゆく小林頼子氏の文章が見事。読者に話しかける口調を採った語り口に違和感はありました。しかし、言っていること自体は説得力があり、なるほどと頷かされるものでしたね。フェルメールの絵はそれまでほんの数点しか知らなかった門外漢のわたしにも、とても分かりやすい案内文であり、レクチャーでした。
1654年から1675年にかけて描かれたフェルメールのすべての絵が傑作だとは思えなかったけれど、1658年から1668年の十年間の絵には強く惹きつけられましたねぇ。「窓辺で手紙を読む女」「牛乳を注ぐ女」「デルフト眺望」「窓辺で水差しを持つ女」「青いターバンの少女」の絵は、カラー図版で眺めていてさえうっとりすほどの出来栄えで、魅了されましたよ。
また、1945年に発覚したファン・メーヘレンによる贋作事件を紹介した件りと、別の絵の人物を置き換えて合成した「デジタル贋作」の試みに、かなり興趣をそそられました。









