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価格:¥ 899 ブランド:NHK出版 発売日:2002-12-26 大きい画像を表示 |
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最新ネットワーク理論が自然界、ビジネス界、医学界、人間界に及ぼす影響をはじめて詳説した、衝撃の1冊。
1980年代、ジェイムズ・グリックの『Chaos』(邦題『カオス―新しい科学をつくる』)が、初めて「複雑系」という概念を世に紹介し、大きな話題をさらった。それに匹敵するのが、アルバート・ラズロ・バラバシによる本書である。これは、科学界の次の主役がまぎれもなく「ネットワーク理論」であることを実証した1冊だ。
私たちはごく小さな世界に住んでいるのではないか。この世のすべてのものが、1つにつながっているのではないか。長いこと、人間はそう思って生きてきた。実際、地球上のネットワークは、今このときも果てしなく広がり続けている。人間の脳からインターネット、経済、それに個人的な友人関係に至るまで。しかも、このつながりは決して成り行きまかせのものではない。つまり、すべてのネットワークは、純然たる秩序とシンプルな法則によって成立していたのだ。この事実に、科学者たちは少なからず衝撃を受けた。これらネットワークの構造と様式を理解すれば、私たちには驚くべき力が備わるだろう。たとえば、だれもが自分の力を発揮できる最高の社内組織を編成する、壊滅的な被害を受ける前に病気の蔓延をくいとめる、といった魔法のようなことが現実となるのだ。
著者アルバート・ラズロ・バラバシは構造物理学者。つねに革新的な意見を発表し続けるネットワーク理論研究の第一人者でもある。その彼が、本書ではネットワーク理論の最新知識を一般向けにわかりやすく解説、研究最前線で活躍する科学者たちの横顔にせまっている。彼らは、科学界全般に共通するネットワークの法則は、社会的ネットワーク、企業内ネットワーク、細胞内ネットワークにもあてはまることを証明。「この世の中のすべての事象は相互連結している」というきわめて重要な概念をさぐりあてたのだ。さらにバラバシは語る。この知識を応用すれば、サイバーキラーによるインターネット被害も、カゼによる新種ウィルス流行も回避可能、これからの民主政治の行方を左右することだって可能だ、と。権威ある学者による、実にわかりやすい解説が魅力的な本書は、科学の新世紀の幕開けを告げる、高揚感あふれる1冊だ。
「ネットワークに注目しよう」——― 本書のメッセージはいたってシンプルだ。これは、ネットワーク理論の誕生、特徴、進化について詳しく解説した本である。本書でバラバシはこう主張する。ネットワーク理論を、自然、社会、テクノロジー全般にまであてはめて、統一されたフレームワークを構築しよう。そのうえであらゆる事象をよりよく理解し、インターネットから身体的病気に至るまでのさまざまな問題を解決しよう。ネットワークはいたるところに存在する。つまるところ、私たちに必要なのは、それを見きわめる「目」だけなのだ、と。
たった1つの分子や遺伝子だけに着目して病気を治癒しようとすると、医師たちはたちまち困難な問題に直面してしまう。それは、生命体に共通する複雑な相互関連性を無視しているからだ。また、ネットワークを攻撃しているのはハッカーだけではない。もろい生態系ネットワークに対しては、私たち全員がまったく援助の手をさしのべようともせず、ただ「ハッキング行為」を繰り返しているだけなのだ。こんなことばかりしていたら、じきに最悪のシナリオが現実となるだろう。すなわち、私たち人間は、あらゆる「種」のなかで、ぽつんと孤立した存在になってしまうのだ…。
本書は、地球上すべての事象を結ぶネットワークをとりあげた、驚くべき1冊。ひとたびページをめくれば、専門分野という従来の枠組みを越えた、自由な知識空間への旅が可能になる。15におよぶ「リンク」を紹介することで、「ネットワークの新科学」という新たな革命を詳説した、見逃せない1冊。(Book Description)
スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法 |
複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線 |
複雑ネットワークの科学 |
スモールワールド―ネットワークの構造とダイナミクス |
SYNC |
人間が2人以上いたら、そこにはコミュニケーションがある。
さらに増えれば、それはネットワークになる。
「Linked」=つながること、それによって生まれる世界の複雑性。
これらの現象を研究する「複雑ネットワーク」研究者であるバラバシらによる、わりと平易なネットワーク理論が本書である。
私はインターネット研究の関係でこの本を手に取ったが、複雑ネットワーク理論の汎用性の高さに驚いた。
数学にも社会科学経済学にも、人間関係にだって関わるこの理論。
つながって、つながっていく。
これは、海に流したボトルメールが、いつか誰かに届くかもしれないと考える楽しさに似ている。
いつか誰かがそれを拾って読んでくれるということを考えた時のわくわくさ。
ネットワーク理論の歴史と彼の研究について、ざっくり概観しているので、入門書として最適。
この発想を持っていると、けっこう世界の見方が変わるかもしれない。
この本を読んでから、「課長 島耕作」を読み始めると良いでしょう。
腑に落ちます。
最近のインターネットの急速な発展により【ネットワーク】という言葉が、広く一般に浸透したように感じる。
しかし、その根元的な意味が指し示すところは、インターネットの仕組みだけではなく、世の中のあらゆる関係性を考察する理論体系である。
本書は様々な分野の実例からネットワーク理論を解説している。
身の回りにあるほとんどのものが、そして我々自身でさえもネットワークという仕組に支配されていることに気付かされる。
本書はネットワーク理論からハブやベキ法則、ボーアアインシュタイン凝縮、
オイラーの定理まで幅広く扱った本です。
当然ネットワークを重視した記述なのですが、著者の博識には恐れ入る。
本書によって初めて知る知見も数多かった。
基本的には数理モデルの本と考えてもらって差し支えありません。
但し広範囲の知識を必要としますので、本書を読了後、その知識を
定着させたいのならばこれらに関連した本を読み漁ってください。
単にネットワークだけを理解したいならば、様々な話題のネタは
薀蓄に使えます。
とにかく読んでみてこれだけ収穫のある本はそうざらになかった。
インターネットのネットワークとしての特性である「ハブ」「べき法則」を分かりやすく解説する本だ。ネットワークの特性を研究することが、ひとつの大きな研究分野であると言うことにまず驚かされる。
技術的な知識もほとんど必要としないし(ルータやハブという用語程度)、数式に至ってはほとんど出てこない。しかしネットワークの特性とは何を意味するのか、またインターネットにおける特殊性はどんなところにあるのかと言うことを理解させてくれる。
有名な「ケーニヒスベルクの橋」の一筆書き問題からグラフ理論を紹介したり、「六次の隔たり」や「ケヴィン・ベーコンゲーム」でネットワークの大きさを説明したり、「80対20の法則」でネットワークのスケールフリー性を説明したりと、特性を理解させるのに分かりやすい例を用いることで非常に読みやすくなっている。
後半ではインターネットの成り立ちから、ネットワークとしての脆弱性とは何かというような解説と共に、今後ネットワークによって受けられる恩恵や、医学や経済社会分野でのネットワーク思考の重要性にも触れているが、やや散漫で付け足し風ではある。しかし経済でのネットワーク思考の実例であるとか、WWWの大きさを議論する段階でWWWの世界がリンクの流れから4つに大別されるという話が非常に面白い。
「金持ちはより金持ちに」と言う章で、先行事業者の優位性を覆せる戦略があることを解説しているが、大局的にはハブ的存在である先行者の利益は揺るがないと思う。したがって国家や地域レベルでの「IT格差」による経済成長格差というのが今後の大問題になると思われるが、本書ではそこまでは踏み込んでいない。








