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閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本 (文春文庫)

閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本 (文春文庫) 価格:¥ 612 
ブランド:文藝春秋
発売日:1994-01-10 通常24時間以内に発送

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カスタマーレビュー rank

現在まで続く米国検閲システムの驚異 rank

米国の対日検閲と情報操作の準備のプロセスとその実施について著者が米国の一次史料の事実から詳細に描き出した力作。米国がかかげる報道の自由、ポツダム宣言での同様の記述、検閲と情報操作の隠蔽、抱いた日本への恐怖心とその反動で強力に行われた思想と伝統文化の破壊プロセスの事実がわかります。戦後の日本史を正しくおさえるには必読の書です。良識ある先生ならこれを歴史の授業でやるべきだ。

2008-12-25

「ジャーナリスト」は二度死ぬ rank

この本は、アメリカがいかに「検閲」を行い、戦争に「勝利」し、日本を「占領」したかを描いた本です。
「軍国主義」の日本より、「自由の国」アメリカの「検閲」の方が、はるかに「厳格」ということが分かり、興味深いと思います。

それに加えて、「メディア」の問題も明らかになります。
「新聞」や「雑誌」は紙面では、「知る権利」「反権力」を売り物にしますが、実際は「自己保身」のために占領軍に「迎合」したことが明らかにされます。
そうであるかぎり、これからも「メディア」は「検閲」で出来た「言語空間」を守ろうとすると思います。
なぜなら、この「言語空間」が崩れると「メディア」の「罪(戦前、軍部に「迎合」した罪と占領軍に「迎合」した罪の「二重の罪」)」が暴かれるからです。

残念ながら、これが「敗戦」した国、日本の現実なのだと思います。

2008-07-10

GHQによる戦後日本の戦争贖罪植付け教育とマスコミの自己検閲 rank

  所謂戦後教育を受けた方に知ってほしい内容が詰まっています。
本書は、眼に見えない形で行われた戦後日本の思想教育を記した名書
です。GHQは戦後、日本人に戦争贖罪意識を植付けるために検閲を周
到に準備し実行しました。自虐史観の日本国憲法に始まり、学校教科書
からはアメリカを悪くいう文言が消え、NHKドラマには必ず暗黒の戦時
中の場面が現わるなど。優等生のマスコミは検閲をクリアすべく自己検
閲を始め、日本の独立が確保された後でもその検閲の習慣が残り、あま
つさえ増殖していったのだと。現在日本の精神的荒廃に繋がったのだと
分析します。保守論客江藤氏の早過ぎた死が今更ながら悔やまれます。

2007-08-23

歴史は、勝者によって書き換えられる。 rank

 戦後GHQによって実施された民間検閲の実態を、アメリカでの資料調査に寄って明らかにしています。 僕は、
この本を読むまで、検閲はすでに過去のことと思ってましたが、そうではなく現在もその影響下にあることが明ら
かです。
 本書は、2部構成で、検閲の準備段階と如何に実施したのかに分けられてます。 戦争の初期段階から占領下で
の検閲が準備されていたこと。 過去の大戦を通じてプロパガンダと検閲の技術を向上させておりそれが現在にも
到っていること、占領下で、民間情報教育局(CI&E)の所謂「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」と
民間検閲支隊(CCD)の検閲が一体となって日本の歴史・文化への信頼を崩壊させようと執拗に実施されて、検閲終了後
も自壊し続ける様に仕組まれていた。 「太平洋戦争」と言う言葉も戦後GHQが作りだした言葉とは知りませんで
した。
 反日マスコミの芽もこの頃に作られたことが明らかです。 日本人必読の本です。

2007-02-03

江藤淳氏の至純の心。魂の叫び。 rank

 江藤氏ファンに言いたい。敢えてこの本に関係ないかもしれないが、しかし根源では繋がっているのではないか?
 病苦が理由とされる彼の自刃…本当の理由は「諫死」…俗化を極め、眼を覆いたくなる事件が頻発する昨今、この状況が来るだろう事を予感して、世を諌める理由で自決したのではないのか?つまりは、太宰、三島と同じ理由から、戦後社会への警告から死んだのでは?

2005-12-17

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