![]() |
|
| |和書| 音楽| ビデオ| DVD| ゲーム| 家電| おもちゃ| PC用ソフト| キッチン用品| 時計| スポーツ| 美容| 赤ちゃん| | |
|
価格:¥ 1,995 ブランド:家の光協会 発売日:2006-05 通常24時間以内に発送 大きい画像を表示 |
|
|
地域の味がまちをつくる―米国ファーマーズマーケットの挑戦 |
シェ・パニースのキッチン―カリフォルニア・オーガニックレストラン |
Chez Panisse Vegetables |
半農半Xという生き方 (ソニー・マガジンズ新書) |
自然農・栽培の手引き |
1994年、カリフォルニア州バークレー市立のマーティン・ルーサー・キング・Jr中学校は「荒れた」学校だった。壁は落書きだらけ、焼けこげた芝生。生徒数1,000人の都市型マンモス校であることに加えて、校内では22カ国の言語が話される複雑な人種構成。少しでも経済に余裕のある親は、私立中学校に通わせていた。
心を痛めたのがアリス・シェーパーズ。カリフォルニアで有名な有機栽培のレストランのオーナー。校長にかけあい、校庭に有機栽培の野菜畑を作り、子どもたちが野菜を育て、料理して食べることで、子どもたちが学ぶことを楽しみ、学校に愛着を持てるようにできると説いた。そこから始まる、1999年までのサクセスストーリーがつづられている。
簡単な道のりではなかった。畑を作るには、校庭を覆っているアスファルトをはがすことから始めた。授業時間を45分から90分に変え、理科はもちろん、数学や歴史、美術に国語の時間までもが「畑づくり」と結びつけられた。地域のボランティア活動も重要な要素だった。
本書では、このような成功事例が生まれたプロセスが丹念に描かれている。写真が多用されていて、実際の活動がすごくよくわかります。カラー写真も16ページ。カリキュラム、プログラム、施設や設備などの解説も懇切。これで1900円+税は格安である。
カリフォルニア州バークレーにある荒れた公立中学校での食育菜園プロジェクトを、レストランの経営者Alice Watersの提案と支援を受け、校長が段階的に無理なく推進したことが分かる。教職員と生徒、専門家、市民のボランティアの協力を得て、校庭の一部を菜園にして、野菜・道具小屋などを作り、採れた野菜などを生徒自身が調理し、一緒に食べるのは、すばらしい。
それぞれの担当者の分担執筆で、この本はできている。写真がたくさんあり、分かりやすい。
なお、Alice Watersは、アメリカ教育省の賞を貰っているそうだ。
アスファルトの校庭から作物の育つ校庭へ。カリフォルニア州バークレー、Zenカルチャーとニューサイエンスの交差する学園都市で始まった教育手法は実に痛快。善良なるアメリカン・スピリッツはこんなところで生きているんだなあ
人間は情報の乗り物だけど、それ以上に大事なのは、それを支える体。それが、まともじゃない時代に、基本から見つめなおすことを大切さを学べるでしょう。