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ブランド:Naxos Historical 発売日:2008-09-10 大きい画像を表示 |
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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&シベリウス:交響曲第5番 |
バッハ:イタリア協奏曲 |
ピアノによる「運命,田園」 |
ブラームス:4つのバラード、2つのラプソディ、間奏曲集 |
バッハ:フーガの技法 |
グールドの作品なので、ソニーの発売だろうと思っていましたが、廉価だし、カヴァー写真もこれまでの路線と違うな、と思っていたら、NAXOSの発売なのですね。ソース・マテリアルはソナタ第30番に関しては56年6月28、29日に、第31番については同年同月26、27日に、第32番は同年同月20,21、25日にNY市のコロンビア30番街スタジオで録音されたものです。日本語は帯に登場するだけで、後は英文の簡単な2ページのライナーノーツと曲目リスト等のデータが1ページあるだけの素っ気なさです。私はグールド演奏のベートーヴェン・ピアノ・ソナタをLPは持っていましたがCDを持っていなかったので、ソニー発売のCDと音質を比較することはできません。しかし、古い時代の録音だし、本作の1年前の録音である、グールドのデビュー作・ゴールドベルク変奏曲のCDと聞き比べて音質が劣っているという感じは受けません。しかし、ソニー以外のレーベルで、このグールド第2作を入手できたことにビックリです。ソニーの権利(著作隣接権)が日本で満了したということでしょうか。なお、盤面の丸C、丸PマークはNAXOSが権利者だと表示しています。
内容に関しては、大抵のピアニストなら円熟期に取り組むこのピアノ・ソナタ3曲を23歳のグールドが2作目で採り上げ、その速いテンポと反復の省略を中心とする独自の解釈が議論を巻き起こしたことで歴史的に有名な作品です。しかし、今聴き直しても格別奇矯な感じは受けず、こういう演奏もあってよく、寧ろこのベートーヴェン晩年の3曲に挑戦した若きグールドの才気煥発ぶりに惚れ惚れします。特に第30番の流麗な出だし、そして第32番の第2楽章に魅了されます。この名演を廉価で入手できる価格破壊は歓迎です。








